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小6と小4の二男児と14歳のメス猫の母です。現在ファミレスDでパート中。横浜在住。


by kiara240
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サワガニ君育て

秋です。
すっかり秋。
雨までご丁寧に降っています。
サッカーもお休み。
秋です。
秋だぁ、ぁぁぁぁぁ・・・

もー、こればっか。

だって、寒いの苦手なんだもん。
これから冬になると思うと、憂鬱で憂鬱で。

風邪はすっきり直らないし、も、ヤダヤダ、あ~やだっ!
子供は元気なのに、仕事は秋休みなのに、一人で「だるー、だるー」といい続ける母でした。

今朝は、寝坊しました。
パパと朝のお散歩に行ったK太郎君の気配で目はさめていたんだけど、どうしても身体が反応しない。
(でも、6時半にはトイレ行ったんだけどね、寝なおししたのよ。)
なんだか、この時間も調子出なくて、カニ君の水替えもチイのトイレ掃除もしていません。

金魚とむぎっくう達には、子供が餌をあげていたし、チイのごはんはもちろん、パパのご飯よりも先にあげたし。

朝ごはん、パパは昨日の残りのカレーでした。
ルーを多めでごはん山盛りで食べていきました。
おまけに昼のおべんとうにもタッパーに入れてカレーでした。
おかげで、昨日20人前作ったのに、もう3人前ぐらいしか残っていません。
ゆうべは子供達が食べた時点で7人前ほど減っていたしね。
先が思いやられます。

今日はサワガニのカニ男君のお話をしようと思います。
カニ男君との出会いは、そう、思い起こせば、今年の夏休みに入ったばっかりの7月の、こんなお天気の日でした。
車から10分ほどのN谷のログハウスに子供達と遊んだ後、裏のJ峡谷の奥深くの林の中を歩いていたカニ男君。
あわれにも、次男のT蔵に見つかってしまったのが、運の尽き。
自他共に認める生き物好きのT蔵が、捕獲したのに満足せず、「連れて帰る~、うちで飼う~」と、大騒ぎして、無理やり袋に詰めて、帰ってきたのです。

母はもちろん大反対しました。
だって、カニなんて飼ったことないし。
子供の頃、ザリガニは飼ったことあるけど、臭さに閉口したし。
それにT蔵君、生き物好きだけど、世話はキライみたいだしっ!

でも、押し切られた形で、ようこそ、我が家へ。カニ男君。
体長約5センチの新しい家族。
サワガニ君育て_c0036895_12311268.jpg

帰ってから、さっそく虫用のプラスチックケースに仮住まいです。
何を食べるんだ?あーん?
子供達の図鑑によれば、わかめなどの海草やシラスなどの小魚・・・?まてよ?
それって、海の浅瀬にいるカニのことじゃないの?

探しても探しても、サワガニの世話の仕方は書いてありません。
しかたなく、「増えるわかめ」を水でもどして小皿に置き、しっかりカルキ抜きした水や小さな石ころ、じゃりなどをしいてあげました。
すぐに死んじゃいそうで不安だけど、それも仕方ないかな、と思いつつ。

そうこうしている間も、ネットで世話の仕方を検索してみました。
でも、結果はほんの数件で、あまり役にたたなさそうな記事ばかりでした。
中に一件参考になるページがありました。
とりあえず、金魚達の水草を少しもらって、きれいに洗い入れてみました。
そのページによると、サワガニは水がとてもきれいなところに住んでいるので、毎日の水替えは大切なようです。

その後、玄関に住んでいたカブト達が全滅しました。
せっかくK平君ちから里子に来たのに。
今年はカブトの滅亡が去年より1ヶ月早く、卵も見られませんでした。

そのおかげで、カブトが住んでいた金魚のガラスケースSサイズにカニ君がお引越しすることになりました。
当日、我が家御用達のホームセンター、Kーナンの小動物コーナーの店長さんに、サワガニの飼い方と餌を聞いてまいりました。
店長さんによると、
①サワガニは基本的に家では飼えない。なぜなら、水の管理が大変で、少しでも汚れるとすぐに死んでしまう。だから、店では売っていない。数週間も家で生きているのは、珍しい。たぶん、一匹でいるということと、毎日水を取り替えているからではないか?
②餌は匂いのする固形の既製品、ザリガニの餌がよい。
③水草も必要。隠れられるところも必要。
だそうだ。

この日のお買い物は、金魚とわけるため、水草を3束と、ザリガニの餌と、下に引く細かい砂利の3点です。

お家に帰ってから、さっそくカニ君のお家は模様替え。
まず、本人(本カニ?)はしばらく小さいケースに入れ、ガラスケースをきれいにお掃除。
金魚のために、常にペットボトルにカルキ抜きした水が5、6本あるので、最終的には砂利もそれで仕上げ洗いしました。
もう一つのペットボトルの水中に金魚用の水作りの薬を少々入れ、カニ用水の出来上がり。
次には、お家の中のレイアウトです。
中を陸地と湖にわけ、砂利で高低をつけました。
湖の中には中ぐらいの砂利を3個ほど入れ、足場に。
長い水草を一本入れ、陸地の砂利に刺し、寝かせた状態にしてカニ用水の中に浮かべました。
陸地には、使っていないおちょこを横にし、洞窟状のお部屋に。あと、水と陸の境界線のところに大きな石にかぶせた小皿で隠れ家も作ってみました。
餌5、6粒も小皿に置き、水が汚れないよう配慮しました。
わー、楽しそうな箱庭。

さて、カニ君、新しいお家にどんな反応を示すかな?
入れたとたんに、ゴソガサーっと横歩きして、まず水にもぐりました。
目だけ出して、じーっとこちらを見ています。
ぶくぶくと泡も出しています。
どうやら気にいったようです。

しばらくして覗くと、おちょこのお部屋で寝ている様子。
よかったよかった。

それから、はや3ヶ月弱。
カニ男は元気に生きています。
餌はムラがあって、食べている日と食べていない日があります。
でも、水草はよく折れていたり、葉が少なくなっているので、食べているようです。
石にかぶせた小皿の下に隠れていたり、おちょこの陰でじっとしていたりします。
玄関においているのですが、夜や明け方、大きな音をたててしまうと、びっくりしたようにがさがさ音がして、水の中にあわてて隠れたりしています。

水は当然毎朝替えます。(今朝はまだですが)
500ミリのペットボトルを2本と水道水をたくさん使います。
水槽を洗っている間、小さいプラケースにカニ男を入れておきます。
中の砂利、小皿、石、おちょこ、水草などをまず水槽ごと水道水でじゃばじゃば洗い、仕上げにカルキ抜きしたペットの水一本で水道水も流します。
その後、砂利で陸の部分(水槽の面積半分くらい)を作り、湖の部分にもう一本のペット(金魚の水作り薬入り)のカニ水を入れます。
おちょこ、石、小皿、水草を前記のように楽しくレイアウトして、カニ男のおうちのできあがり。

この作業を毎朝毎朝(旅行などに行っている日は、パパが)しています。
おかげで元気です。
よかったね。

でも、はたして本当によかったのでしょうか?
J渓谷の林の中にいたほうが、はるかにカニ男にとって幸せだったのでは?
今からでも遅くない。
J渓谷へ返してあげたほうが?
自然界には、鳥などの天敵も多く、もしかしたら、もうとっくに天国にいっていたのかもしれないけれど、それでも自由に外の世界を生きられるほうがよいのでは?
疑問です。

でも、しかたない。
一度連れてきてしまったら、もう最後まで面倒みるしかないし。

T蔵は、最近変わりました。K太郎もだと思うけど。
大好きなムシなどを捕まえても、帰るときになると逃がしてしまうのです。
「連れて帰ったら、かわいそうだから」と。

死んだらかわいそう。
ムシにもママやパパがいたら、かわいそう。
自由に飛べなくてかわいそう。
きっといろいろなことを考えているんでしょうね。

でも、一番かわいそうなのは、毎日世話しなくちゃいけないママですからーっ

ほんとよ、これ。
by kiara240 | 2005-10-09 12:36 | 小さな生き物育て日記